ウォータージェット工法Water jet method
ウォータージェット(超高圧水洗)工法の流れ
集じん装置付超高圧水洗工法(100MPa以上)~ 外壁アスベスト撤去 ~
- 01.作業前清掃
- 02.外部足場の
設置・養生 - 03.超高圧ポンプ
除去装置、
排水処理装置の
設置 - 04.超高圧水による
切削除去 - 05.吸引装置
バキューム
による吸引 - 06.取り残し確認
- 07.作業後清掃
高圧水洗工法について
- ◆除去作業では、薬液は使用せず水のみを使用するので、環境汚染の心配がありません。
- ◆常時、水で温順な状態にしているので、除去作業中の粉じんの飛散が抑制できます。
- ◆外壁の塗膜の種類(軟質・硬質)によって必要な圧力を選定しますので、幅広い施工が可能です。
- ◆超高圧水を使用するため塗膜の残存が少なく、仕上がりが均一になります。
- ◆アクセルロータで汚水、剥離物を同時吸引するので、粉じんの飛散の心配がありません。
- ◆現場内でろ過・PH処理を行い、水処理施設で排水処理ができますので、産廃コストの削減にもつながります。
- ◆アスベスト排水用回収装置を使用し、汚染水の対策もできます。0.15µm、99%の高清澄度で水道水レベル以下になります。
- ◆設備は移動可能なので、車両が入るところであれば施工可能です。
高圧ポンプ
- ■水のみを使用
→環境を汚染しません。 - ■温式工法
→粉塵を抑制します。 - ■種類によって必要な圧力を選定
→様々な場所で施工可能
剥離・洗浄
- ■軟質・硬質塗膜も施工可能
→素材を選ばず幅広い塗膜の除去が可能です。 - ■施工頻度が高い
→超高圧水を利用するため塗膜の残存が少なくなります。 - ■汚水、剥離物を同時吸引
→飛散防止しながらの施工が可能です。
水処理装置
- ■産廃処理コストの削減
→現地でろ過、PH処理を行い、水処理装置へ - ■アスベスト排水用処置を使用し、汚染水の対策もばっちり
→表面ろ過により目詰まりを起こしにくく、0.15µm 99%の高澄度で水道水レベル以下になります。
これらの設備は移動可能なので、
車両が入るところであればどんなところでも施工可能です。
排水処理について
排水処理時には、環境測定を行い排出し、基準を満たしてから放流を行います。
※廃水処理基準…環境測定を行い排出し、基準に準拠した状態で放流を行う
・浮遊物質量(SS)→600mg/l未満 ・PH→PH5を超え9未満 ・アスベスト含有量→アスベスト検出限界値以下50<l
従来工法との比較
ウォータージェット工法 | グラインダー工法 | 剥離工法 | |
---|---|---|---|
施工能率 | 50~100㎡/日 | 30㎡/日 | 50~100㎡/日 |
養生 | 温潤化及び吸引しており レベル3に対応のため養生不要 |
作業室内の除去箇所以外 全て養生必要 |
薬液飛散防止養生と剥離表面養生が必要 |
作業速度 | ◎ 早い | △ 手作業のため遅い | △ 手作業のため遅い |
仕上がり | ◎ 仕上がりが均一に | ○ 狭小部の除去可能 | △ 完全剥離は不可能 |
環境面 | ◎ 水のみ使用するから安心、静音で近隣住民への心配も不要 | △ 騒音問題 | △ 作業中の臭い |
デメリット | 開口部や入隅・出隅は他施工併用 | 外部での隔離養生時には風などの影響に注意 大きい面積には適さず |
下地調整材・塗材の完全剥離不可 |
おかげさまでアスベスト工事の施工実績が、2020年10月に、1,500件を突破いたしました。
対応エリア:中部地区 ※石川県/福井県/富山県/長野県/新潟県/愛知県/大阪府など